やっと夏休みです。わぁい!

五城楼杯26thスタンダードに出てきました。主催のEi-mさんお疲れ様でした!久しぶりに皆に会えてうれしかったです。
デッキは低予算グリクシスコントロール。結果は1-4-1(なんたること!)。


☆敗因を真面目に考察☆

①デッキ選択
環境がコントロールデッキを許容していないと数人に言われ、尤もであると思った。敗因を真面目に考察するほど勝利に拘泥しているならそれこそTier1(これをティア1と読む人はネクタイをネクティと発音するはずだ)デッキでも使えばいいのだけれど、それでは味気ない。決して負けて楽しいわけではないが、自分のデッキでプレイする喜びは勝利の喜びに優先する。

②必要性の低かったカードと改善法
Ⅰ≪喉首狙い≫
これはお粗末だった。ゴーレムトークンだけでも黒クリーチャーより多いメタゲームなのは明らかである。≪破滅の刃≫にします。

Ⅱ≪ボーラスの占い師≫
いかにも強そうなことが書いてあるが、使いにくかった。このデッキでは対処の煩わしい≪墓所這い≫や≪絡み根の霊≫に対しては良いブロッカーとなるが、アタッカーとしての性能・PWへの牽制力としてはイマイチで、一昨年比較検討した≪海門の神官≫と≪粗石の魔道士≫が頭を去来した。そしてメインディッシュのcip能力にも、なんとも歯痒い思いをさせられたのである。歯痒いところとは具体的に
(ⅰ)空振りする。
(ⅱ)バレる。
(ⅲ)土地やフィニッシャーが沈む。
(ⅰ)と(ⅱ)はともかく、(ⅲ)が度々致命的なデメリットになったのは想定外であり、これは看過できない。単純に不採用にするか、あるいは≪殴打頭蓋≫などの本体部分を活用できるカードを選択して、cip部分のデメリットを緩和することが望ましい。

Ⅲ≪鞭打ち炎≫(以下パイロ)
私は全体除去といえば馬鹿の一つ覚えのように≪審判の日≫ばかり使ってきた。このカードは莫大なテンポやリソースアドバンテージをもたらすのは勿論、およそほとんどのクリーチャーに対処できる確実性が売りだ。今回パイロを使っていたときほどその確実性が恋しかったことはない。+2マナなど安いものである。

Ⅳ≪強迫≫
これは弱かった。というより、本来強いカードであるはずが、現代のクリーチャー主体のスタンダードにはあまりマッチしていないのだ。剣などの触りづらいパーマネントには強いが確実性は高くないし、後半トップした時の弱さが半端じゃない。同じ手札破壊なら≪蔑み≫の方が実用性が高いし、バウンスと組み合わせるなどの工夫が必要な気がする(≪乱動への突入≫は優秀なカードであった)。

Ⅴ≪捨て身の狂乱≫
元締め「捨てたいカード捨てられなきゃ意味ないっす」
つまりは、そういうことなのだ。≪熟慮≫と交換。≪信仰無き物あさり≫も試してみたい。

③脅威と対策
Ⅰ≪饗宴と飢餓の剣≫
着地してしまうと本当にどうしようもない。ピン除去でも落ちなきゃパイロでも落ちない。仮に除去したとしても根本的な解決ではない。≪古えの遺恨≫と少量の緑マナランド(≪銅線の地溝≫?)を採用すべきである。尚、≪戦争と平和の剣≫も確かに脅威であるが、これほどではない。なぜなら今回使用したデッキは全体的にコストを低マナ域に抑え、手数で対処するように構築したため、それほど手札が多くならないのである。

Ⅱ≪ヴェールのリリアナ≫
こちらも着地してしまうと手が付けられない。コントロールデッキの宿命であろう。特にビートダウンが使ってくると強烈。対策としては、あらゆるリソースを使ってブロッカーをどかし、≪ボーラスの占い師≫≪瞬唱の魔道士≫で畳み掛けて撃ち落とすことか。構築段階では先述の≪蔑み≫や、少量火力を足すべきかもしれない。(≪小悪魔の遊び≫など汎用的なものが望ましい)

Ⅲ≪怨恨≫
やはり強力だった。よりインスタントタイミングで動くことを意識した方が良いかもしれない。

Ⅳアンセム系エンチャント
クリーチャーへの対処を≪死の支配の呪い≫⇒パイロ、≪オリヴィア・ヴォルダーレン≫に頼るため、戦術が破綻するしなによりテンポも悪い。対策としては≪呪い≫をサイドボードにすべて引っ込めるか、受けの広さに定評のある≪漸増爆弾≫を投入する。

④改善すべきプレイング
Ⅰ我慢のし過ぎ
パイロを抱えたまま2/2一匹に5回殴られたりしている。これはさすがに欲張りすぎで、トミーの名言「ラスゴはピン除去」を反芻するばかりである。ましてやパイロはそのコスト的にピン除去としての性質が強い。

Ⅱお願いアルケミー
≪禁忌の錬金術≫はサーチ枚数が多く、いろいろなケースにおいて必要なカードにたどり着けるが、それに依存しきるのも問題である。お願いアルケミーをする状況になってしまった時も、どうしてそうなったか・資源の無駄遣いはなかったか、試合後に考えてみる必要があると思った。


まだまだありそうだが、覚えている範囲内で。当たり前のことも多いが、わけのわからない構築をしたり試合ではセオリー外のプレイングをしてしまったりするので気を付けよう。またイマイチ強さが実感できなかった≪修復の天使≫や、未経験の奇跡≪忌むべき者のかがり火≫も体験してみたい。次はFNMに出れるかも?

コメント

DDD
2012年7月25日13:51

>ひみつ
いい話ですね。
自分はミスプレイが多く、突っ込まれまくりで凹むことが多いのですが、
反面、指摘してくれる人が周囲にいることの幸運を感じています。
諦められるよりはずっとマシですもんね。

SRO
2012年7月25日17:40

>ひ
自分はマジックでのミスプレイもさることながら、コミュニケーションでのミスプレイをどれぐらいやらかしてるんだろうとビクビクしているチキンです。
マジックでのミスプレイは割と指摘してくれる人がいるけど、他の人の日記を見るとコミュニケーションは結構みんな内に溜め込むんだなーと思って、どこまで踏み込めるのか探るのが難しくてマジック以上にミスプレイに気を使います。
こういうチキンすぎるのも良くないんだろうけどね。

110番長
2012年7月25日20:14

>マジック以外のプレイミスに関しては普段からみんな一緒に居るわけではないので指摘するのは難しいよね。
個人的な意見としては、ミスをして成長するんじゃないかなと思うし、まずミスをした時に気付けるかが重要だと思うんだよね。まぁ若いんだしミスしないで完璧にこなそうとするより、今のうちに色々ミスして自分を成長させた方がこれから先に繋がると思うんだけど。年配組になると、その場の空気に合わせて行動出来るようになるよ。

マジレス&長文失礼しましたm(__)m

忍者
2012年7月25日21:10

おちんぽぉ…

mrgreed
2012年7月25日23:22

>お願いアルケミー
あるある。
>《捨て身の狂乱/Desperate Ravings(ISD)》
俺このカード大好きなんですけど、それでもやはり問題はそこですよね。
とはいえ赤青のバーンとかフレアには入ると信じています。
チャピンがいうほどは強くないけれども。

JING
2012年7月26日14:03

記念パピコ

昆布
2012年10月3日19:13

皆様返事遅れましてすみません。

>DDDさん
仰るとおりっす。最近はサイドボーディングについて色々質問する機会が増えました。

>SROさん
五城優勝おめした。紳士的な態度は勿論ですが、マジックプレイ中だからこそ普段と違った人間性が垣間見えるのも面白いっす。

>番長さん
助言ありがとうございます!忠実に感想戦できるくらいになりたいっすね。

>KFC
セルフフェラ忍者?

>元締む
土地過不足なら強いんですけどね。しかしこのカード名デスパレートな妻たち(迷訳)を思い出すw

>ジン
エタフェスバイゲットおめ

忍者
2012年12月19日21:23

きねんぱぴぽ

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